かべぎわブログ

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RaspberryPiとタクトスイッチでシャットダウンボタンを実現する

みなさん、RaspberryPiの電源切るのってめんどくさくないですか?
ということで今回は RaspberryPiとタクトスイッチでシャットダウンボタンを実現しようと思います。

配線図

超シンプルです。
GPIO14とGNDにタクトスイッチをつなげただけです。 f:id:kabegiwakun:20170903191848p:plain

コード

RaspberryPi

かんたんな説明

20行目でタクトスイッチが押されたときにmy_callback関数を呼び出します。
そこでsubprocess.Popensudo shutdownコマンドを渡しているだけです。 単純ですね!

まとめ

さて、シャットダウンボタンは実現できました。
でも本当に実現したいのは起動ボタンだったりします。
たぶんいつかきっと紹介できると思います…

RaspberryPiでHiLetGoの雨滴センサーの値をデジタル入力で取得してみる

RaspberryPiでHiLetGoの雨滴センサーの値をデジタル入力で取得してみたいと思います。
今回使うのはこちら

配線図

雨滴センサのいい感じの絵がなかったので手書きです。 f:id:kabegiwakun:20170905074102p:plain

雨滴センサーには4つのピンがあります。

ピンの名前 説明
VDD 電源
GND GND
DO デジタルアウト
AO アナログアウト

f:id:kabegiwakun:20170905074407j:plain

表のようにRaspberryPiと接続します。
今回はAOのピンはつかいません。

RaspberryPi 雨滴センサー
3.3V VDD
GND GND
GPIO(15) DO

コード

RaspberryPi

コードの簡単な説明

18行目でGPIO15の値が1であれば晴れ、そうでなければ雨を表示するように分岐させています。
これはこの雨滴センサーがセンサー部が乾いていたら1、濡れていたら0を返す仕様だからです。

実際に動かしてみたところ


RaspberryPiで雨滴センサ(LM393)の値をデジタル入力で取得してみる

まとめ

デジタル出力がついているとRaspberryPiでもかんたんに扱えますね!
これをベランダに置いて雨が降ってきたら通知するなど、夢が広がります!!!

タクトスイッチでRaspberryPiのカメラをシャッターをきる

タクトスイッチでRaspberryPiのカメラのシャッターを切ってみたいと思います。 カメラの接続方法等は以下記事をごらんください。

kabegiwa.hatenadiary.jp

配線図

超シンプルです。GPIO14とGNDにタクトスイッチをつないでいます。

f:id:kabegiwakun:20170903191848p:plain

コード

RaspberryPi

説明

21行目でGPIO14の値を読み込んで、my_callback関数でraspistill -o wawawa.jpg -t 1を発行しています。
subprocess.Popenに配列形式でコマンドを記述することで実行することができます。

まとめ

タクトスイッチでカメラのシャッターをきることに成功しました。
これだけの簡易的な構成でデジカメみたいなものをつくることも可能です!

RaspberryPiにHiLetGoの激安カメラモジュールを装着してみる

今回はRaspberryPiにHiLetGoの激安カメラモジュールを装着してみようと思います。
f:id:kabegiwakun:20170830231144j:plain 以下のカメラモジュールを使います。
(HiLetgo OV5647 5MP カメラ OV5647 HDカメラモジュール Raspberry Pi に対応 A/B+/2 モデルB ケーブル)

RaspberryPi純正のカメラモジュールの5分の1のお値段でHD対応です。

カメラモジュールを装着する

画面中央の場所にカメラを装着します。
端子面がHDMIMicroSD側になるようにケーブルをいれます。 f:id:kabegiwakun:20170830225053j:plain f:id:kabegiwakun:20170830225044j:plain

これで装着は完了です。かんたんですね。

RaspberryPiでカメラを有効にする

初期設定ではRaspberryPiの設定でカメラがOFFになっているのでそれを有効にします。

「メニュー」→「設定」→「Raspberry Piの設定」を選択します。 f:id:kabegiwakun:20170830225113j:plain

インターフェイス」タブを選択し、「カメラ」を「有効」にして「OK」を選択します。 f:id:kabegiwakun:20170830225614j:plain

RaspberryPiを再起動するか聞いてくるので「はい」を選択します。 f:id:kabegiwakun:20170830225102j:plain

これでRaspberryPiの設定は完了です。

写真を撮ってみる

実際に写真を撮ってみようと思います。
以下のコマンドをコンソールで実行すると、ホームディレクトリにtest.jpgという画像が保存されるはずです。

raspistill -o test.jpg

とりあえずカメラモジュールを手で持ってコマンドを実行してみます。 f:id:kabegiwakun:20170830231054j:plain

撮れました! f:id:kabegiwakun:20170830231311j:plain

まとめ

800円とは思えないほどきれいに撮れました。
(iPadの指紋まで…)

RaspberryPiでカメラを試してみたい!
という方にはかなりおすすめです!!!

RaspberryPiのCPUにヒートシンクをとりつけて熱対策してみる

今回はRaspberryPiのCPUにヒートシンクをとりつけて熱対策をしてみようと思います。
今回使うヒートシンクはこちら。
f:id:kabegiwakun:20170829222325j:plain

ヒートシンクを装着する

実際にヒートシンクを取り付けていこうと思います。
CPUとヒートシンクの2つに取り付ける必要があります。

f:id:kabegiwakun:20170829215415p:plain

といってもヒートシンクの裏面のシールを剥がしてCPUに貼り付けてあげるだけです。

f:id:kabegiwakun:20170829221440p:plain

装着してみました。 f:id:kabegiwakun:20170829222316j:plain

これで完了です!
かんたんですね!!!

RaspberryPiで半固定抵抗のアナログ値を読み取ってみる

さて、今回はRaspberryPiでアナログ値をデジタル値に変換する「AD変換」をADコンバータをつかって半固定抵抗の値を見ていきたいと思います。

↓参考文献

必要なもの

  • ADコンバータ(今回は以下に入っていたMCP3008をつかっています)
  • 半固定抵抗

配線図

f:id:kabegiwakun:20170825201303p:plain

かなり複雑になってきました…
配線図の真ん中の黒いものがADコンバータというもので、アナログ値をデジタル値に変換するものです。
電圧というアナログの値をを0~4095というデジタルの値に変換し、RaspberryPiに読み込ませるためのものです。

配線図にある丸いものが半固定抵抗です。ネジをまわすことで電圧の調節ができます。

ADコンバータのピン機能表

f:id:kabegiwakun:20170825202229p:plain
(くわしくは以下から) http://akizukidenshi.com/download/ds/microchip/mcp3008.pdf

各ピンはそれぞれ以下のような機能を持っています。

  • VDD - 電源
  • VREF - 基準電圧入力
  • AGND - アナログアース(GND)
  • CLK - シリアルクロック
  • Dout - シリアルデータアウト
  • Din - シリアルデータイン
  • CS/SHDN - チップセレクト/シャットダウン入力
  • DGND - デジタルアース
  • CH0~7 - アナログ入力

コード

RaspberryPi

実際に動かしてみたところ


RaspberryPiで半固定抵抗のアナログ値を読み取ってみる

RaspberryPiとタクトスイッチでトグル動作を実現してみる

今回はRaspberryPiとタクトスイッチをつかってトグル動作を実現してみようと思います。

そもそもトグル動作とは?

トグルとは、同じ操作によって二つの状態を交互に切り替えられるような仕組みのこと。操作画面上でそのような振る舞いをする要素を「トグルボタン」(toggle button)「トグルスイッチ」(toggle switch)などと呼ぶ。トグルボタンは、オンの状態でクリックするとオフに、オフの状態でクリックするとオンになるようなボタンで、メディアプレーヤーの再生と一時停止を切り替えるボタンなどによく使われる。

トグルとは - IT用語辞典

とのこと。
今回はタクトスイッチを一度押したらLEDが点灯し、もう一度おしたら消灯するようなものを作ってみようと思います。

配線図

f:id:kabegiwakun:20170821231646p:plain 前回のものから10kΩの抵抗を除いただけのものです。

kabegiwa.hatenadiary.jp

コード

RaspberryPi

Pythonです。
ポイントとしては26行目のGPIO.add_event_detectです。
これはGPIO14のタクトスイッチが押されたとき、my_callback関数を呼んでLEDの接続されているGPIO15の状態を切り替えるという処理になります。

また、bouncetime=300の箇所はタクトスイッチが押されてから300ミリ秒は処理を受け付けない。という意味です。
なぜこのような設定をしているかというと、タクトスイッチを押してすぐは信号が安定しておらず、LEDのON/OFFが想定通りにいかない可能性があるからです。

実際に動かしてみたところ


かべぎわブログ RaspberryPiとタクトスイッチでトグル動作を実現してみる

【RaspberryPi】タクトスイッチでLEDをON/OFFさせてみる

今回はRaspberryPiとタクトスイッチをつかってLEDをON/OFFして見たいと思います。

配線図

f:id:kabegiwakun:20170820200225p:plain

ちょっと複雑ですね。

役割としては以下の2つに分かれています。

コード

gist126c5015b8220925921af1430eb4a24b

かんたんに説明すると
まず7行目GPIO.setup(15,GPIO.OUT)でLEDと接続しているGPIO15のを出力設定を行っています。

8行目はタクトスイッチとつながっているGPIO14の設定です。GPIO.setup(14,GPIO.IN)とすることで入力設定を行います。INが入力でOUTが出力です。

13行目はタクトスイッチの状態によっての分岐です。タクトスイッチが押されている状態がGPIO.input(14) == GPIO.HIGHですのでGPIO.output(15,GPIO.HIGH)でLEDを点灯させています。

実際にやってみたところ


【RaspberryPi】タクトスイッチでLEDをON/OFFさせてみる

【Lチカ】Raspberry PiをPythonでLチカする方法【Python3】

Raspberry PipythonでLチカする方法を紹介します。

ちなみにRaspberryPiの「Pi」はPythonのパイです。RaspberryPiお墨付きの言語ですね!!!

(コマンドラインでかんたんにLチカする方法もあります)

kabegiwa.hatenadiary.jp

さて、実際に手を動かしていきましょう。

RaspberryPi配線図

以下のように配線してみてください。
「GPIO2」から「抵抗」をとおって「LED」を光らせて「GND」へ戻ってくるようなかんじです。 f:id:kabegiwakun:20170814194639p:plain

実際にやってみる

Pythonの開発環境「IDLE」の起動

Pythonでプログラムを書くために今回はRaspberryPiにプリインストールされている「IDLE」という開発環境を利用します。

「スタートメニュー」→「プログラミング」→「Python3(IDLE)」と移動します

f:id:kabegiwakun:20170817221444p:plain

「File」→「New File」を選択します

f:id:kabegiwakun:20170817221950p:plain

すると「Untitled」と書かれたウインドウが起動したかと思います。これに実際にPythonのプログラムを書いていきます。 f:id:kabegiwakun:20170817222845p:plain

Lチカさせるプログラムを書く

エディタに以下のようにプログラムを書きます。

import RPi.GPIO as GPIO
import time

# GPIOの初期化/出力に設定
GPIO.setmode(GPIO.BCM)
GPIO.setup(2,GPIO.OUT)

#無限ループ
while True:
    GPIO.output(2,GPIO.HIGH) # LED点灯
    time.sleep(1) # sleep1秒
    
    GPIO.output(2,GPIO.LOW) # LED点灯
    time.sleep(1) # sleep1秒

プログラムの内容をかんたんに説明すると、まずGPIOの初期化/出力に設定の箇所でGPIO.setmode(GPIO.BCM)でGPIOをプログラムから制御できるように初期化しています。
そしてGPIO.setup(2,GPIO.OUT)でGPIO2をOUT(出力)に設定しています。

無限ループの箇所ではGPIO.output(2,GPIO.HIGH)でGPIO2を点灯させます。HIGHが点灯でLOWが消灯です。
time.sleep(1)で1秒その状態でスリープした後、GPIO.output(2,GPIO.LOW)で消灯→1秒スリープ→LED点灯という無限ループを繰り返します。

プログラムを保存する

「File」→「Save As」を選択します f:id:kabegiwakun:20170817225726p:plain

するとプログラムの名前とどこに保存するかを聞かれますので任意の場所と名前を入力します。
f:id:kabegiwakun:20170817230342p:plain

実際にプログラムを動かしてLチカさせてみる

「Run」→「Run Module」を選択する

f:id:kabegiwakun:20170817230450p:plain
するとPythonコンソールがひらいて===RESTART===と表示されるはずです。これはプログラムが動いているということです。
f:id:kabegiwakun:20170817231526p:plain

RaspberryPiと接続したLEDが点滅していることがわかります。

f:id:kabegiwakun:20170817232025g:plain

好きなだけ点滅させたらCtrl+CをおすかPythonのコンソールを閉じればLEDの点滅はストップします。

かんたんにコマンドラインだけでRaspberryPiでLチカしてみる

前回はLEDを点灯させるだけでしたが、今回はRaspberryPiでLEDを点滅させてみたいと思います。
Lチカさせるにはいろいろな方法がありますが、今回はかんたんにコマンドラインだけでLチカしてみたいと思います。

配線図

こんなかんじで配線してあげればLチカできるはずです。
Pin03(GPIO2)とPin06(Ground)にジャンパーワイヤーを接続して、抵抗経由でLEDに接続します。

前回の記事の以下をほとんど使いまわせます。Pin01をPin03に差し替えるだけでOKです。

kabegiwa.hatenadiary.jp

f:id:kabegiwakun:20170814194639p:plain

f:id:kabegiwakun:20170813200350p:plain

実際にやってみる

  • 配線図のとおりにそれぞれのパーツを接続する。
    パーツごとの詳しい接続方法などは過去記事をごらんください。 RaspberryPiでLチカの前にLピカさせてみた - かべぎわブログ f:id:kabegiwakun:20170814195412j:plain  接続完了したらLEDが点灯すると思います。これはデフォルトでは電気が流れるようになっているためです。
    さて、それでは次から点滅させていきましょう。

  • GPIOポートを利用する準備

RaspberryPiのコンソールで以下のコマンドを実行します。

echo 2 > /sys/class/gpio/export

これは「GPIO2の仮想ファイルを作る」というコマンドです。
以下のようにGPIO2というシンボリックリンクが作成されていることがわかります。

pi@raspberrypi:~ $ ls -l /sys/class/gpio/
合計 0
-rwxrwx--- 1 root gpio 4096  8月 14 20:07 export
lrwxrwxrwx 1 root gpio    0  8月 14 20:07 gpio2 -> ../../devices/platform/soc/3f200000.gpio/gpiochip0/gpio/gpio2
lrwxrwxrwx 1 root gpio    0  8月 13 20:31 gpiochip0 -> ../../devices/platform/soc/3f200000.gpio/gpio/gpiochip0
lrwxrwxrwx 1 root gpio    0  8月 13 20:31 gpiochip100 -> ../../devices/gpiochip2/gpio/gpiochip100
lrwxrwxrwx 1 root gpio    0  8月 13 20:31 gpiochip128 -> ../../devices/gpiochip1/gpio/gpiochip128
-rwxrwx--- 1 root gpio 4096  8月 13 20:31 unexport

これに書き込みすることでGPIO(LED)を制御していきます。

  • GPIO2を出力設定にする

さて、GPIOの制御を行います。今回はLEDを光らせたいので出力(OUT)の設定をします。
「direction」というのが入出力を設定するファイルです。
出力設定である「OUT」の設定を行います。

echo out > /sys/class/gpio/gpio2/direction

コマンドを実行するとLEDが消灯します。これでGPIOを制御できるようになりました。

f:id:kabegiwakun:20170814202845j:plain

  • 実際にLチカしてみる

実際にLEDを点灯/消灯してみます。 「echo 1 > /sys/class/gpio/gpio2/value 「Value」に書き込みを行うことで制御します。
1を設定するとLEDが点灯します。0を設定すると消灯します。

echo 1 > /sys/class/gpio/gpio2/value
echo 0 > /sys/class/gpio/gpio2/value

実際にうごかしてみた映像がこちらです。


かべぎわブログ - かんたんにコマンドラインだけでRaspberryPiでLチカしてみる

まとめ

これにてLチカ完了です!
今回はただ点滅させただけでしたがこれをプログラムと組み合わせたりすればいろいろなことができるようになるはずです!!!

RaspberryPiでLチカの前にLピカさせてみた

f:id:kabegiwakun:20170813191621p:plain

さて今回は実際に電子工作っぽいことをしたいと思います。はじめての電子工作といったらLチカですが、そのまえにただ単にLEDを点灯させてみたいと思います。

 

必要なもの

  • Raspberry Pi 本体 f:id:kabegiwakun:20170813202826j:plain

  • ブレッドボード f:id:kabegiwakun:20170813202243j:plain

  • ジャンパーワイヤー(オス - オス端子) 2本 f:id:kabegiwakun:20170813202500j:plain

  • ジャンパーワイヤー(メス - メス端子) 2本 f:id:kabegiwakun:20170813202522j:plain

  • 赤色LED f:id:kabegiwakun:20170813202804j:plain

  • 抵抗 200Ω または 330Ω f:id:kabegiwakun:20170813202846j:plain

これらがすべてはいっているこういったセットを買うと便利です!

完成図

こんなかんじで配線していきます。3.3vを出力するポートから抵抗を通ってLED、そしてGNDへ帰ってくると言った感じです。 f:id:kabegiwakun:20170813195012p:plain

こんな感じで配線してあげればRaspberryPiの電源がはいっている限りLEDがが点灯し続けるはずです!!!

実際にやってみる

さて、それでは実際に手を動かしていきましょう。

  1. ジャンパーワイヤー(メス - メス端子)をPin01とPin06にさします。 f:id:kabegiwakun:20170813200740j:plain

わかりずらいと思いますので以下を参考に、RaspberryPiの端子の配置図です。

配置図を一枚目のRaspberryPiの画像に当てはめると、赤色のジャンパーワイヤーがささっているところがPin01,茶色のジャンパーワイヤーがささっているところがPin06です。 f:id:kabegiwakun:20170813200350p:plain

2. ジャンパーワイヤー同士を接続する
ジャンパーワイヤー(メス - メス端子)とジャンパーワイヤー(オス - オス端子)をつなげます。 f:id:kabegiwakun:20170813201512j:plain
ジャンパーワイヤー(オス - メス端子)というものも売っていますのでそれを持っている方はこの手順は必要ないです。(最初に紹介したセットには含まれていないです…)

3. ブレッドボードにジャンパーワイヤーを接続する
つなげる場所は完成予想図をもとにつなげてください。 f:id:kabegiwakun:20170813201653j:plain

4. 抵抗をブレッドボードに接続する
抵抗に向きはありませんのでただつなげてもらえればよいですが、片側は先ほど接続したジャンパーワイヤーのひとつ隣に接続しますので注意してください。 f:id:kabegiwakun:20170813201933j:plain

5. LEDを接続する
抵抗とLEDにまたがるように接続します。足が長いほうがプラス、短いほうがマイナスです。必ずプラスを抵抗側に指すようにしてください。

これで抵抗経由で電気が流れるようになりますので接続した瞬間からLEDが光ると思います。

光らない場合はもう一度配線を見直してみてください。 f:id:kabegiwakun:20170813202128j:plain  

Lピカはこれにて完了です。次回はプログラムからLEDを操作してLEDを点滅(Lチカ)させてみたいと思います。

RaspberryPiをモニタなしで他のPCから操作する方法【SSH/VNC/RDP】

Raspberry Piをちょっとさわりたいんだけどそのためだけにモニタを占領されるのが嫌だとか、いちいちケーブルを抜き差しするのが面倒くさいとかあると思います。

今回はそんなときに役立つRaspberryPiをモニタなしで他のPCから操作する方法を紹介します。

SSH接続

まずは基本のSSH接続です。
画面例はWindowsで説明します。

Raspberry Piでの操作

  1. Raspberry Piでターミナルを立ち上げ、raspi-configを実行します

  2. 「5 Interfacing Options」でEnterをおします f:id:kabegiwakun:20170812144307p:plain

  3. 「P2 SSH」でEnterをおします f:id:kabegiwakun:20170812144245p:plain

  4. 「<はい>」でEnterをおします f:id:kabegiwakun:20170812144330p:plain

  5. 通常のターミナルにもどってifconfigを実行します。

  6. 「inetアドレス」と書いてある箇所をメモします f:id:kabegiwakun:20170812144543p:plain

Windowsでの操作

  1. Teraterm」などのコンソールエミュレータを起動します
    Teratermがない場合はこちらからダウンロードしてください。 http://forest.watch.impress.co.jp/library/software/utf8teraterm/

  2. ホストのテキストボックスにRaspberryPiでメモしたinetアドレスを入力します
    f:id:kabegiwakun:20170812141952p:plain

  3. ユーザ名、パスワードを入力します。特に変更等していないのであればデフォルトは以下です。

ID: pi
PW: raspberry  

f:id:kabegiwakun:20170812142402p:plain

4. 続行します f:id:kabegiwakun:20170812142209p:plain

5. RaspberryPiにログインできました! f:id:kabegiwakun:20170812144706p:plain

RDP(リモートデスクトップ)接続

Raspberry Piでの操作

  1. Raspberry Piでターミナルを立ち上げ、sudo apt-get install xrdpを実行します

  2. ifconfigを実行し、「inetアドレス」と書いてある箇所をメモします

Windowsでの操作

  1. リモートデスクトップ接続」を起動します
    f:id:kabegiwakun:20170812145637p:plain

  2. コンピューターにRaspberryPiでメモしたinetアドレスを入力して、接続をクリックします f:id:kabegiwakun:20170812145913p:plain

  3. ユーザ名、パスワードを入力します。特に変更等していないのであればデフォルトは以下です。

ID: pi
PW: raspberry  

f:id:kabegiwakun:20170812153035p:plain

4. RaspberryPiにログインできました! f:id:kabegiwakun:20170812153106p:plain

VNC接続(Macで実施)

Raspberry Piでの操作

  1. Raspberry Piでターミナルを立ち上げ、sudo apt-get install tightvncserverを実行します

  2. tightvncserverを実行します

  3. 初回はパスワード設定を行いますので任意のパスワードを設定してください。

  4. ifconfigを実行し、「inetアドレス」と書いてある箇所をメモします

Macでの操作

  1. Finder→移動→サーバへ接続へ移動する f:id:kabegiwakun:20170812151858p:plain

  2. サーバアドレスの箇所にvnc://RaspberryPiでメモしたinetアドレス:5901と入力して、接続をクリックします f:id:kabegiwakun:20170812152219p:plain

  3. tightvncserverを初回実行したとき(手順3)の際に設定したパスワードを入力します f:id:kabegiwakun:20170812152532p:plain

4.無事ログインできました!! f:id:kabegiwakun:20170812152647p:plain

 
 
いろいろなログイン方法がありますのでお好きなもの/用途にあったものをお使いくださいね!

GUIでRaspberryPi(Raspbian)のタイムゾーンを変更する方法

GUI上の設定でRaspbianでタイムゾーンを変更する方法を紹介します。

設定方法

  1. 「スタートメニュー」→「設定」→「Raspberry Piの設定」をクリック f:id:kabegiwakun:20170812092431p:plain

  2. 「ローカライゼーション」タブに移動し、「タイムゾーンの設定」ボタンをクリック f:id:kabegiwakun:20170812092445p:plain

  3. 「地域」に「Japan」を選択してOK(位置は選ばなくてよいです) f:id:kabegiwakun:20170812092454p:plain

  4. 完了!時間がいいかんじに変わっているはずです。

補足

Raspberry Piには時計を動かすための電池がついていないらしく、結構な頻度でずれますので注意しましょう。(おそらく電源を切るたびに…)

Raspberry PiをLANでネットワークにつないでいるとNTPサーバと整時されるようになります。

RaspberryPiでスクリーンショットを取るときはKSnapshotがおすすめ!ダウンロード方法と使い方解説!!

やりたいこと

なんかいろいろブログで紹介するにあたり、画面直撮りだとあまりにもあれといえばあれなのでRaspberry Piスクリーンショットをとりたい。

まあPrintScreenキーを押せばスクリーンショットは問題なく撮れて、/home/piに保存されるんですが…

それでも今回はいろいろな機能も豊富でつかいやすいKSnapshotについて解説します。

というわけで以下からダウンロード方法と使い方です!!!

ダウンロード方法

  1. 画面左上、「LXTerminal」のアイコンをクリックし、コンソールを開きます f:id:kabegiwakun:20170811180213p:plain
  2. コンソールで以下のコマンドを実行します。
    sudo apt-get install ksnapshot

  3. 途中続行しますか? [Y/n]といったメッセージが出てきますが、Yを入力し、だいたい5~10分くらいでダウンロードとインストールが完了します。

  4. 左上のRaspberry Piのアイコン→設定→Main Menu Editorと移動します。 f:id:kabegiwakun:20170811175659p:plain

  5. アプリケーションを選択し、グラフィックスにチェックをいれます。
    (最初からチェックが入っている場合は認識されていない可能性があるので一度チェックをはずしてもう一度チェックをいれます。) f:id:kabegiwakun:20170811175849p:plain

  6. 左側のグラフィックスを選択し、KSnapshotにチェックを入れます。
    (これも同様に最初からチェックが入っている場合は認識されていない可能性があるので一度チェックをはずしてもう一度チェックをいれます。) f:id:kabegiwakun:20170811180410p:plain

  7. 左上のRaspberry Piのアイコン→グラフィックス→KSnapshotと表示されているはずです!
    これでダウンロード完了です! f:id:kabegiwakun:20170811175430p:plain

つかいかた

起動したらこのような画面が表示されるはずです。 f:id:kabegiwakun:20170811175902p:plain

単純に「Take a New Snapshot」ボタンを押せばスクリーンショットが撮ることができます。ですがそれだとPrintScreenキーを押してスクリーンショットを撮るのとなんら変わりありません。

KSnapshotの魅力はほかにもいろいろな機能があるところです。
以下で代表的な機能について紹介します。

機能紹介

代表的なところを紹介します。

       

以上です。ぜひKSnapshotを使ってみてください。 これでこのブログも直撮りが減るはず…

RaspbianがSDカードから起動しない場合はSDカードフォーマッターでフォーマットしてみよう

Raspbianがうまくインストールできなくてはまったのでメモ。

どうやらいちどRaspberry PiをインストールしたことがあるSDカードだとインストールの際にRaspbianがうまく認識されないようす。

もう一回フォーマットしてからやろう!と思ってもWindows標準搭載のフォーマッタではうまくいきません。

そんなときはSDカードフォーマッターをつかってフォーマットすればたいていうまくいきます。

以下のアドレスからダウンロード可能です!

SDメモリカードフォーマッター - SD Association