Raspberry Piをちょっとさわりたいんだけどそのためだけにモニタを占領されるのが嫌だとか、いちいちケーブルを抜き差しするのが面倒くさいとかあると思います。
今回はそんなときに役立つRaspberryPiをモニタなしで他のPCから操作する方法を紹介します。
SSH接続
まずは基本のSSH接続です。
画面例はWindowsで説明します。
Raspberry Piでの操作
Raspberry Piでターミナルを立ち上げ、
raspi-config
を実行します「5 Interfacing Options」でEnterをおします
「P2 SSH」でEnterをおします
「<はい>」でEnterをおします
通常のターミナルにもどって
ifconfig
を実行します。「inetアドレス」と書いてある箇所をメモします
Windowsでの操作
「Teraterm」などのコンソールエミュレータを起動します
Teratermがない場合はこちらからダウンロードしてください。 http://forest.watch.impress.co.jp/library/software/utf8teraterm/ホストのテキストボックスにRaspberryPiでメモしたinetアドレスを入力します
ユーザ名、パスワードを入力します。特に変更等していないのであればデフォルトは以下です。
ID: pi PW: raspberry
4. 続行します
5. RaspberryPiにログインできました!
RDP(リモートデスクトップ)接続
Raspberry Piでの操作
Raspberry Piでターミナルを立ち上げ、
sudo apt-get install xrdp
を実行しますifconfig
を実行し、「inetアドレス」と書いてある箇所をメモします
Windowsでの操作
「リモートデスクトップ接続」を起動します
コンピューターにRaspberryPiでメモしたinetアドレスを入力して、接続をクリックします
ユーザ名、パスワードを入力します。特に変更等していないのであればデフォルトは以下です。
ID: pi PW: raspberry
4. RaspberryPiにログインできました!
VNC接続(Macで実施)
Raspberry Piでの操作
Raspberry Piでターミナルを立ち上げ、
sudo apt-get install tightvncserver
を実行しますtightvncserver
を実行します初回はパスワード設定を行いますので任意のパスワードを設定してください。
ifconfig
を実行し、「inetアドレス」と書いてある箇所をメモします
Macでの操作
Finder→移動→サーバへ接続へ移動する
サーバアドレスの箇所に
vnc://RaspberryPiでメモしたinetアドレス:5901
と入力して、接続をクリックしますtightvncserverを初回実行したとき(手順3)の際に設定したパスワードを入力します
4.無事ログインできました!!
いろいろなログイン方法がありますのでお好きなもの/用途にあったものをお使いくださいね!