今回はRaspberryPiとhubotとSlackをつかって定点カメラを作ってみたいと思います。
動きとしては以下のような感じのものを想定しています。
Slackでコマンド実行
↓
RaspberryPiのカメラのシャッターをきる
↓
撮影した写真をSlack APIをつかってSlackに投稿
実際に作ってみる
カメラの準備
RaspberryPiのカメラ接続については以下の記事をごらんください。

Raspberry Pi 高精細カメラボード Camera Module V2
- 出版社/メーカー: Raspberry Pi
- メディア: Tools & Hardware
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Slackの準備
まずSlackAPIをつかうために必要なチャンネルIDを取得します。
以下で取得できます。
「Test Method」ボタンをおすことで取得できます。
name
の部分がチャンネルの名前になります。
id
の部分がチャンネルIDになりますので覚えておきましょう。
"id": "C99999999", "name": "aws_config", "is_channel": true, ~~~省略~~~
Tokenがありませんので作ってくださいみたいなエラー出た場合は以下でTokenを作成したあとでもう一度実行することでできるようになると思います。
https://api.slack.com/custom-integrations/legacy-tokens
RaspberryPiの準備
まずRaspberryPiにhubotを導入してSlackと連携させます。
連携方法は以下記事をごらんください。
今回はraspberry_bot
という名前のBOTのを作成しました。
raspberry_bot
配下のscripts
ディレクトリに移動します。
pi@raspberrypi:~/raspberry_bot $ cd scripts/ pi@raspberrypi:~/raspberry_bot/scripts $ pwd /home/pi/raspberry_bot/scripts
以下のスクリプトをそのディレクトリ配下に作成します。
channnels
の部分は先ほどslackの準備で取得したものと置き換えてください。
token
はhubotのtokenを入力してください。
hubotを起動します。
pi@raspberrypi:~/raspberry_bot $ export HUBOT_SLACK_TOKEN=xoxb-248950932854-tiJxmBvFvki6PSAigTV2V4Ji pi@raspberrypi:~/raspberry_bot $ ./bin/hubot --adapter slack
実際に動かしてみる
raspberry_botをチャンネルに招待して、Slackで以下コマンドを実行します。
@raspberry_bot 写真
動きました!
まとめ
これを利用して会社にいてもペットの様子を見るなどいろいろ活用できそうですね!

Raspberry Pi 高精細カメラボード Camera Module V2
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