今回はGoogle Apps Script(GAS)をつかってメールの自動送信を実現したいと思います。
スクリプトの準備
まず、Googleスプレッドシートを起動します。
起動したらスプレッドシート上部のメニューから「ツール」→「スクリプトエディタ」を選択します。
スクリプトエディタが起動しますので以下のコードを貼り付けて、保存します。
スクリプトをつかって手動でメールを送信してみる
スプレッドシートに移動します。
以下のように1番上のセルに送信先メールアドレス、2番めのセルにメールのタイトル、3番目のセルにメールの本文を入力します。
スクリプトエディタに移動しまして、実行ボタンをクリックします。
「許可を確認」します。
自分の利用しているアカウントを選択します。
なんかものものしいメッセージが出てきますが、気にしません。
「詳細」を押して、安全ではないページに移動します。
「許可」ボタンをおすとようやくメールが送信されます。
この手順は初回だけですのでご心配なく。次回からは実行ボタンをおしただけで送信できるようになります。
メールが送信されました。
今回わたしは自分宛てにメールを送ったので受信できたことで確認しています。
トリガを設定して自動でメール送信してみる
スクリプトエディタの「現在のプロジェクトのトリガー」ボタンをクリックします。
「トリガーが追加されていません。いますぐ追加するにはここをクリックしてください。」となっているリンクをクリックします。
するとトリガの設定画面が表示されます。
トリガには以下のような設定が可能ですそれらについてすこし解説します。
時間主導型 1時間に一回メール送信や、1週間に一回など時間景気で自動でメール送信できるようになります。
スプレッドシートから スプレッドシートを起動したときや、値を編集した際にメールを送信するといった設定が可能です。これを利用することで例えばメール本文のセルを編集したタイミングで自動でメールを送る。といったことも実現できます。
任意のイベントをえらび、保存ボタンを押します。
すると、設定したトリガーに応じて今後メールの送信が実施されます。
このトリガーはGoogleのサーバで実行されますのでPCの電源を停止したとしても自動で決まった時間などにメールを送ることが可能です。
おわりに
みなさんもGoogle Apps Scriptを利用して面倒な定型作業を自動化してみてくださいね!
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