概要
AWSCLIの出力結果をソートする2パターンをご紹介します。
sort_byでソートする
以下の例ではインスタンスの一覧からインスタンスIDとプライベートIPを表示して、それをインスタンスIDでソートしています。
--query
ので指定する項目をsort_by()
で囲ってあげて、そのなかの2カラム目にソートする項目を指定しています。
$ aws ec2 describe-instances --query 'sort_by(Reservations[].Instances[].{ipaddress:NetworkInterfaces[].PrivateIpAddress[],instanceid:InstanceId},&instanceid)' [ { "instanceid": "i-030206d4c082e95d3", "ipaddress": [ "192.165.0.145" ] }, { "instanceid": "i-03b09176aac5121e0", "ipaddress": [ "192.168.50.193" ] }, { "instanceid": "i-068f0c1964d463721", "ipaddress": [ "192.168.101.201" ] } ]
sortでソートする
--query
で指定する項目が一つだけである場合は単純にsort()
で囲ってあげるだけでソートすることができます。
$ aws ec2 describe-instances --query 'sort(Reservations[].Instances[].InstanceId)' [ "i-030206d4c082e95d3", "i-03b09176aac5121e0", "i-068f0c1964d463721", ]
ちなみに
sort_by
もsort
もデフォルトでは昇順でソートされます。
降順にする場合はreverse()
を利用します。
$ aws ec2 describe-instances --query 'reverse(sort(Reservations[].Instances[].InstanceId))' [ "i-068f0c1964d463721", "i-03b09176aac5121e0", "i-030206d4c082e95d3" ]
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