かべぎわブログ

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RaspberryPiにSambaをいれてNASとして利用する

RaspberryPiでファイルサーバを稼働させてLAN野中でファイル共有できる環境を構築したいと思います。(LANの中だけでの共有だけでインターネットからの閲覧は今回やりません)

Sambaの導入

RaspberryPiではCIFS五感のSambaが利用できます。Sambaをインストールすることでファイル共有を実現したいと思います。

Sambaのインストール

以下のコマンドを実行してRaspberryPiにSambaのパッケージをインストールします。

sudo apt-get install samba samba-common-bin

Sambaの設定

共有用ディレクトリの作成

適当な場所に共有用のディレクトリを作成します。

mkdir kyouyuu

共有したいファイルを作成したディレクトリの下に配置します。 (今回はてきとうにtouchで空ファイルを作成しています。)

touch kyouyuu/wawawa

RaspberryPiにアクセスする際に使用するユーザとパスワードを入力します。

sudo pdbedit -a pi

共有ディレクトリの公開設定を行います。/etc/samba/smb.confをviで開きます。

sudo vim /etc/samba/smb.conf

smb.confの末尾に以下を挿入します。

[Share]
        comment = Share Folder
        browseable = yes
        path = /home/pi/kyouyuu
        writable = yes
        valid users = pi
        force user = pi

Sambaを再起動して設定を適用させます。これでSambaの設定は完了です。

sudo /etc/init.d/samba restart

実際に共有フォルダにアクセスしてみる

Windowsのエクスプローラを起動して「ネットワーク」を選択します。
すると「RASPBERRYPI」があるはずなので開きます。 f:id:kabegiwakun:20170922195947p:plain

「Share」を開きます。 f:id:kabegiwakun:20170922200139p:plain

ユーザ名とパスワードを求められるのでpiとそのパスワードを入力します。(デフォルトはraspberry) f:id:kabegiwakun:20170922201135p:plain

共有ディレクトリの内容が表示されます。
f:id:kabegiwakun:20170922201236p:plain

まとめ

Sambaでのファイル共有方法でした。
これでRaspberryPiにファイルを送る際にSDカードを抜き差ししたりUSBメモリを使ったりする苦労から開放されそうです。