RaspberryPiでファイルサーバを稼働させてLAN野中でファイル共有できる環境を構築したいと思います。(LANの中だけでの共有だけでインターネットからの閲覧は今回やりません)
Sambaの導入
RaspberryPiではCIFS五感のSambaが利用できます。Sambaをインストールすることでファイル共有を実現したいと思います。
Sambaのインストール
以下のコマンドを実行してRaspberryPiにSambaのパッケージをインストールします。
sudo apt-get install samba samba-common-bin
Sambaの設定
共有用ディレクトリの作成
適当な場所に共有用のディレクトリを作成します。
mkdir kyouyuu
共有したいファイルを作成したディレクトリの下に配置します。 (今回はてきとうにtouchで空ファイルを作成しています。)
touch kyouyuu/wawawa
RaspberryPiにアクセスする際に使用するユーザとパスワードを入力します。
sudo pdbedit -a pi
共有ディレクトリの公開設定を行います。/etc/samba/smb.conf
をviで開きます。
sudo vim /etc/samba/smb.conf
smb.conf
の末尾に以下を挿入します。
[Share] comment = Share Folder browseable = yes path = /home/pi/kyouyuu writable = yes valid users = pi force user = pi
Sambaを再起動して設定を適用させます。これでSambaの設定は完了です。
sudo /etc/init.d/samba restart
実際に共有フォルダにアクセスしてみる
Windowsのエクスプローラを起動して「ネットワーク」を選択します。
すると「RASPBERRYPI」があるはずなので開きます。
「Share」を開きます。
ユーザ名とパスワードを求められるのでpi
とそのパスワードを入力します。(デフォルトはraspberry
)
共有ディレクトリの内容が表示されます。
まとめ
Sambaでのファイル共有方法でした。
これでRaspberryPiにファイルを送る際にSDカードを抜き差ししたりUSBメモリを使ったりする苦労から開放されそうです。