概要
docker run
コマンドに--cpu-shares
と--memory
オプションを指定して、CPUとメモリのリソース利用を制限して起動してみたいと思います。
コマンド例
以下のようにすることでコンテナのリソースを制限して起動することができます。
$ sudo docker run --cpu-shares=512 --memory=256m centos
ちょっとした解説
--cpu-shares
--cpu-shares
はCPUを使用する割合の配分です。
デフォルト(オプション省略時)は1024です。
この設定値が同じコンテナだけであればすべてのCPUは均等に利用されます。
たとえば以下のように2台のコンテナを起動した場合、ubuntuのコンテナに割り当てられるCPUはubuntu:1/3 centos:2/3となります(たぶん)
$ sudo docker run --cpu-shares=1024 centos $ sudo docker run --cpu-shares=512 ubuntu
--memory
こっちはかんたんでメモリ使用量です。
単位としてb,k,m,gを指定することができます。
おわりに
潤沢なリソースをつかいたいものだ
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