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systemdのユニットの種類についてまとめる

概要

systemdのユニットの種類について勉強し直したのでまとめメモ。

そもそもsystemdとは?

  • Linuxの起動システムで、UpstartやSysVinitの代替として開発された。
  • 2014年にRHEL7/CentOS7に採用された。
  • 2015年にDebian/Ubuntuに採用された。
  • systemdはユニットと呼ばれる単位でシステムを起動する。
  • システムの起動時にユニットを並列で処理することで起動速度が向上する。

ユニットの種類まとめ

拡張子 説明
.service プロセスの起動/停止/再起動などを定義する
.device デバイスの情報が定義される(udevで自動的に生成される)
.target 複数のユニットをまとめるユニット
.socket ソケットの監視設定を定義する(xinetdの代替として利用できる)
.path 指定されたパスを監視して、ファイルが作成されると指定されたサービスを起動する
.mount 指定したファイルシステムをマウントする(fstabによっても自動生成される)
.automount オートマウントの処理を定義する(fstabによっても自動生成される)
.timer 時間指定で処理を実行できる(cronの代わりにもなる)
.swap 指定されたスワップ領域を有効化する(fstabによっても自動生成される)

おわりに

おわりd

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